血行をよくする生活ルール
血行不良は肩こりだけでなく頭痛や冷え症、食欲不振など多くの症状を引き起こします。血行を改善するだけで、日々の悩みの症状を解消することができるかも知れません。
血行不良・血行障害とは
血行とは血のめぐりのこと。体のすみずみまで血管が通っていて、血液がめぐっています。血行不良・血行障害とは、その血のめぐりが悪くなることで、さまざまな症状が起こります。典型的な冷え症や肩こりだけではありません。老廃物の代謝も悪くなり、ターンオーバーが乱れ、ニキビや肌荒れを起こすこともありますし、内臓の働きが悪くなり食欲不振やだるさなども起こります。もちろん、脳の働きも悪くなりますので、仕事や家事の効率が落ちるだけでなく、頭痛や自律神経の乱れなど、症状を上げるときりがありません。
血行不良は万病のもとと言っても過言ではないのです。
血行をよくするためには?
血行をよくするためには、いくつかの生活ルールがあります。簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。
血行をよくする食事
血行をよくするものを選んで食事に取り入れることも大切です。例えば「体を温める」と言われる根菜や香辛料、紅茶や緑茶、玄米ごはんなどがおすすめ。また、高脂肪のドロドロ血を招く食べ物を控え、玉ねぎなど血液をサラサラにするものもおすすめです。水分も積極的に摂っていきましょう。
お風呂に入りましょう
忙しい現代はシャワーだけという人も増えていますが、血行をよくするためにはおすすめできません。毎日お湯につかるだけでも、血のめぐりがよくなります。ポイントは、お風呂前に水分を摂り、お風呂の後にも水分を摂ること。水分代謝をよくして、汗をかくことでも血行は促進されます。
適度の運動を心がけましょう
なかなか定期的に運動をすることは厳しいですが、「運動を心がける」ことはできますね。できるだけ階段を使う、ある一定の距離は小走りをしてみる、早歩きをしてみるなどです。日々の活動でも、実はけっこう有酸素運動をしているものなのです。それを少しの運動に変化させるだけでも、体をほぐせるかも知れません。
血行不良を感じたら、マッサージへ
マッサージは凝りをほぐすだけではなく、血行も促進されます。全身マッサージを受けることで、血のめぐりを改善しますので、その後の生活に、上記のようなものを取り入れるとさらに効果的。血行不良の負のループが始まってしまうと、なかなかすぐに改善しません。いったんマッサージを受けて、最悪の状態から脱して、立て直すのも手です。
夏まっ盛りの今の時期は、気温が高いから血行不良にならないとお思いの方も多いですが、冷房や夏バテなど血行不良を起こす要素も多いのです。血行をよくする生活ルールを守って暮らしましょう。
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