マッサージの力加減~気持ちいい施術~

こんにちは!
今回のコラムでは、お客様からよくいただく質問の中から「マッサージの力加減」についてお話したいと思います。
あくまでも筆者が勉強してきたものや体験したものが元になっているので、共感していただける方も異論のある方もいらっしゃると思いますが、一施術者の意見・感想として楽しんでいただければ幸いです。

基本的にマッサージの効果には、
①受ける方の感覚や神経などの心に働きかける作用(リラクゼーションを目的とする場合が多い)
②受ける方の筋肉や血流などの体に働きかける作用(治療や整体を目的とする場合が多い)
の2つの側面があります。
とても乱暴な分け方ですが、それぞれ目的やアプローチの方法が異なるので分類した次第です。

今回は①の心に働きかける作用にお勧めの加減のお話を。
最初にこちらを選んだのは、大抵の方に効果が見込めて、かつ力加減の判断はお客様が主体となるからです。

さて、普通の結論で申し訳ない気もしますが、力加減は気持ち良く受けてもらえるくらいが1番いいと思います。
例えば、強すぎるとか痛いという状態だと刺激過剰になり、筋肉は防御するため硬くなってしまいます。
更には硬くなっている筋肉に強い力を加えると、筋繊維に傷をつけて炎症が起きる事もあります。普通に打撲ですね。
また弱すぎても受けた気がしませんよね?

この辺は味覚に喩えるとわかりやすいかもしれません。
味の濃い・薄いや甘い・辛いといった感じですね。
味付けの薄い料理はマッサージでは弱い押し方、濃い目のものは強い押し方といったところでしょうか。
またマッサージでよく使われる表現の「痛気持ちいい」はピリ辛で、強過ぎる場合は激辛となります。
刺激が強過ぎるとお腹を壊しますし、味が薄すぎても食べた気がしないというのも同様ですね。

さて、食事をする時、折角なら美味しいものを食べたいと思いますよね?
美味しいものを食べたら幸せな気持ちになれますよね?
味付けの好みは人それぞれで、薄味が好みの方もギトギトの濃い目が好きな方もいらっしゃるでしょう。
もちろん日によって食べたい物が変わる場合だってあると思います。
マッサージも同じです。
しっかり押されるのが好きな人もいれば、柔らかく圧迫されるのが好きな人もいるでしょう。
ご自分の好きな加減を、その時その時でどんどん主張して下さい。
気持ちよく受けていただければ、美味しいものを食べた時と同じく幸せな気持ちになっていただけると思います。

ストレスが疲れやコリの原因になる事は、説明するまでもなく皆さんご存じかと思います。
気持ちよさや幸福感はそのストレスを和らげてくれ、体の緊張をほぐしてくれます。
無理に強い刺激を受けたりしなければ、体に対するリスクもなくいい事づくめなので、先にこちらのお話をさせていただきました。

SSCマッサージでは力加減をお客様の好みに合わせられるよう、しっかりと確認するよう心掛けています。
なので、もし受けていて力加減が気になるときは遠慮せずに術者に注文をつけて下さい。
特に初めて受ける方は言いづらかったりするかもしれませんが、施術者もできるだけ高い効果が出せるよう頑張っていますし、むしろ喜ばれるはずですよ。
また理由がある場合はちゃんと説明してくれるはずです。
せっかく受けていただいてるのに、かえってそれがストレスになるのは避けたいものですね。

さて。
今回はここまでで、次回は②の「体に働きかける作用」に関してお話したいと思います。
こちらは受ける人の疲れ方やコリ方、身体の捻れ方によって方法が異なり、力加減は術者側が主体となって判断します。

日頃私達が何を考えて目的として施術をしているのか、ですね。
お客様としても自分が何をされているのか興味があると思いますので、またご覧いただければ幸いです。

最後に、上記のようにSSCマッサージでは常に研鑽し、お客様にとってよりよいマッサージができるように努力していますので、おもはゆいですが池袋においでになったときにはぜひ当店におこしいただけることをお願いし申し上げます。


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