GWのつら~い長時間運転で腰痛にならないための対策
ゴールデンウィークはどこかへお出かけですか?渋滞のピークになりそうな5/2朝の渋滞予測は中央道で合計60キロ、東名で合計55キロなどの渋滞予測が出ています。パパにとってはつらい運転の旅になりそうですね。そんな長時間の車の運転で腰痛が出ないための対策をまとめてみました。
車の運転で腰痛が悪化しやすい理由とは
車の運転ほど腰痛に悪い姿勢はないといっても過言ではありません。通常のデスクワークよりさらに腰に悪いのが車の運転なのです。
(1)シートの形状
車のシートは走行時のGや衝撃に備えるように、腰が沈むような形になっています。最近のシートは長時間運転しても疲れないように設計されているとはいえ、多くのシートは腰に悪いような体勢に。腰痛が起こりやすい方は数時間運転するだけで痛みが出てきてしまいます。
(2)運転する際の両足の位置
運転するとき、アクセル・ブレーキを右足で行います。そのため、片足だけ使っている状態になります。肩こりでも経験されたことがあると思いますが、片手だけ使っていると肩こりがひどくなりますよね?それと同じで片方の足だけ動かしていること自体が腰に負担になるのです。
(3)振動
車の走行による振動は、腰に衝撃を与え続けます。かためのシートだと顕著にその影響が出てきます。衝撃を吸収してくれる腰は常に筋肉が使われている状態。どんどん腰痛が出てきてしまいます。
このように、運転は腰に悪いことばかり。それが何時間も続くとなると、とても心配ですよね。ゴールデンウィークの渋滞は腰にとって大きな負担になります。
長時間運転のための腰痛対策
渋滞に備えて、腰痛対策を知っておきましょう。すべてはできないかも知れませんが、いくつかできることだけでも実行してみてください。少しでも腰痛が緩和されることになればうれしいです。
(1) シートの角度
長時間運転はとくにシートを倒しがちですが、実はすこし寝ている状態は腰の筋肉への負担が大きいのです。頭を前につき出すような姿勢で、猫背になってしまうからなのです。シートの背もたれは少し起こしてみてください。デスクワークのときのようなきれいな姿勢で運転しましょう。
(2)座席は前めに
座席も同じく、少し前に。ハンドルが遠いとこちらも猫背スタイルの原因に。猫背は腰への負担が大きくなります。
(3)1~2時間おきに休憩・ストレッチを行う
渋滞していると無理かも知れませんが、1~2時間おきに休憩し、その時5分程度でもいいので腰と足のストレッチを行ってください。腰は前屈と後屈をゆっくり繰り返し、横にも動かしてみてください。ひねりのストレッチもさらに追加しましょう。足は一見腰痛と関係ないと思われがちですが、実は足の疲れ・コリはすぐ腰痛に進化します。太ももやふくらはぎもしっかり伸ばしてあげましょう。
(4)渋滞中はこまめにツボ押し
腰痛にいいツボが、運転しながらでも押せる位置にいくつかあります。ひざ関節の裏側にある委中(いちゅう)、ふくらはぎの少し下である承山(しょうざん)は、渋滞している時にときどき押しましょう。
(5)渋滞中は運転しながらもストレッチ
日産のホームページで紹介されている、運転中のリフレッシュ・ストレッチをぜひ参考にしてみてください。
http://drive.nissan.co.jp/USEFUL/060126/
天井に手を付けるバンザイストレッチは肩や腕に加え腰も伸ばせてとてもいいですね。
運転中に腰痛が辛くなってきたら…
上記のような対策をしても、やっぱり腰痛が…そんな時はロードサイドにあるクイックマッサージを探して立ち寄りましょう。20分~30分のマッサージでもずいぶん回復します。特に渋滞している場合は高速を一旦降りて休んでも、到着時刻に大きな差は出ません。例えば家族が昼食を取っている間などに、先にお店を出てマッサージ。その際に合わせて仮眠もできると予想以上にスッキリします。
ぜひお試しくださいね!
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