超簡単!肩こり解消ストレッチ
慢性的に肩こりが起こる人は、解消するために定期的にストレッチを。マッサージ同様、筋肉を伸ばすストレッチは、肩こりに有効なだけでなくストレスの軽減にも役立ちます。
肩こりの原因とストレッチの関係
肩こりの原因はいくつかあります。パソコンや手作業など同じ姿勢を続けることで頭の位置が少し前になった状態など一定の場所が頑張って頭の重みを支えることになり、その結果、そこの筋肉だけが緊張し固まってしまうこと。もう1つはストレスや生活・冷えなどが原因で血行不良が起こり、肩こりが起こることも。他にもいろいろありますが、肩こりが起こると筋肉が緊張し固くなる共通点は同じ。ストレッチはその固くなった筋肉を伸ばすことによって血行を良くし、結果的にマッサージと同じように有効だと考えられています。
肩こりに関係している筋肉
「肩がこっている」、そう感じた時に固くなっている筋肉は、ほぼ「僧帽筋(そうぼうきん)」と呼ばれる首と肩から背中にかけて広がる大きな筋肉です。僧帽筋は首や頭を支えるだけでなく、胸を張る・良い姿勢をするなど背筋を伸ばす役割も担っています。僧帽筋にこりが生じると、首や背中にまで傷みやだるさ・違和感が生じることも。さらに背中の広背筋までこってしまうと上半身全体が辛くなる印象になります。ストレッチをする際には、この僧帽筋の形や位置を頭に入れて、ここを伸ばすイメージを持っておくことが大切です。
超簡単!肩こり解消ストレッチ
肩こりを解消するために、僧帽筋を伸ばすストレッチを行いましょう。方法はいろいろありますが、とても簡単です。
(1)頭・首だけを使ったストレッチ
これは仕事や家事の合間にもできて、とても便利!背筋を曲げずに頭だけを下げて首から肩にかけて伸ばします。これはデスクなどで手を机に置いたままでも有効です。顎を鎖骨付近に付けるくらいのイメージで頭を下げてください。筋肉がきゅーっと伸びるのが分かりますね。次に、左右にも倒してみてください。この時背中や肩など上半身全体が倒れないように首より上だけを動かすよう注意してください。前・右・左をそれぞれ5秒ほど、何回か行うといいでしょう。
(2)腕を使ったストレッチ
これも仕事や家事の合間にできる簡単なストレッチです。手を組んで裏返し、前に突き出します。高さは肩と同じ位置になるようにしてください。そうすることで肩から背中にかけてきゅーっと伸びるのが分かりますね。このストレッチは肩こりが肩甲骨付近・背中まで広がってしまった方にとても有効です。
この2つを、1時間に1~2回程度意識的にやりましょう。これだけでも少し肩こりを解消できるかも知れませんね。
こりの症状が全身に回ってきて体が重い…そんなときはぜひ時間を作って全身マッサージ(40~60分)を受けてください。その後、水分を多めにとり、肩こり予防のためにストレッチも。完全にこり固まってしまったときは、一旦マッサージで全身をほぐしてから体制を立て直す方が近道です。マッサージ→水分補給→お風呂で温める→ストレッチ→ぐっすり眠る、このコースが肩こり解消のテッパン!気軽にマッサージ屋さんにご相談くださいませ。
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