背中ストレッチで手の届かない背中のこりをほぐそう
肩がこってくると肩甲骨付近の背中の筋肉もかたまってしまいます。背中はセルフマッサージでこりをほぐすことが難しい部分。背中ストレッチが効果絶大です。肩甲骨あたりに違和感を感じる方はぜひ試してください。
背中がこってしまう原因とは?
肩とセットでこるイメージが強い背中。特に肩甲骨付近にある棘上筋・棘下筋と肩から1枚の筋肉である僧坊筋はこりやすい筋肉です。手や腕を使う方だけでなく、疲れがたまってくると背中全体に不快感や痛みを感じる方も多いのが特徴。実は背中がこるのは、筋肉の疲労だけが原因ではないからなのです。
【原因1:肩こりの広がり】
肩や首がこることによって、そのこりが広がり背中まで至ります。
【原因2:ストレスによる筋肉のこわばり】
人間の体は精神的なストレスを無意識に身体に反映してしまうもの。胸や背中の筋肉はストレスでこることが多い部分です。
【原因3:冷えなどの血行不良】
血行が悪くなると背中のような広いエリアにもこりが出てくることがあります。
【原因4:病気などで内臓が弱っている】
内臓の不調は腰や背中にはとくに出やすいのです。胃腸炎や風邪の後にこりを発症します。
このように原因は多岐にわたりますが、いずれも広い背中全般に不快感を感じ、眠りも浅くなり、さらにこりが進むという悪循環に陥るものばかりです。
セルフマッサージができない背中はストレッチが効果的
背中ストレッチは簡単にできるものばかり。心を落ち着かせる効果もあり、ストレスや内臓の弱りにも効果を発揮します。セルフマッサージができない背中のこりに、ぜひストレッチを活用しましょう。
【1:腰に近い背中がこっている場合】
これは前屈が一番のストレッチになります。まずあぐらをかいて座り、そのままゆっくりと前に体を倒しましょう。頭も前に倒し、おでこを床に付けるようなイメージがいいです。腰から背中が気持ち良く伸びているのを感じるでしょうか?前屈は心も落ち着かせます。ストレスの多い生活をしている方にもおすすめです。
【2:肩甲骨付近がこっている場合】
今度は肩に近い背中のストレッチです。手を組んでぐーっと前に肩と同じ高さにあげましょう。頭も前に倒して、組んで伸ばした両腕の中に入れてしまってください。肩甲骨付近が伸びているのが分かりますか?これを何度か繰り返します。次に両手を真上にあげてみましょう。この動作を何度か繰り返してください。
背中のこりはプロのマッサージにお任せを
ストレッチだけでほぐれないほどのかたく重いこりは、ぜひプロのマッサージを。手の届かない背中だからこそ、プロのマッサージが活きる部分です。特に肩甲骨の裏にある筋肉はしっかり親指を入れてほぐす必要があります。ここはマッサージ師の腕が試される部分。背中のこりをほぐすには、いいマッサージ屋さんを選んでくださいね。
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