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健康コラム
2014年05月06日

骨盤の歪みの原因と解消法

みなさんは、骨盤の歪みはどのようにして起こるか知っているでしょうか?

骨盤は、腸骨・恥骨・坐骨・仙骨の4つの骨の総称で、腰椎という背骨に関係ある骨と連動しています。

骨盤の歪みは日常生活の中で簡単に起こるものです。例えば 片側で荷物を持ったり、体重を片足にかける、同じ方向を向く、変な姿勢で座るなど、誰もがしてしまう動作によって引き起こされています。その他にも加齢によるもの、出産、筋力の低下などによっても起こります。

では実際には、骨盤が歪むことによってどのような症状が起きているのでしょう。

腰痛・・・ 腰椎が歪むと関連して背骨も歪み起こります。

便秘・下痢・冷え性・・・腸骨が歪み、腸が下垂して動きが悪くなって起こります。生理痛・生理不順・肌荒れ・・・仙骨が歪み、子宮や卵巣に負担がかかりホルモンのバランスが崩れて起こります。

肥満・下半身太り・・・骨盤が歪み開くことにより、腰まわりが広がり、使いにくくなって代謝がおちます。

O脚・X脚・・・骨盤は大腿骨と繋がっているので、開くことにより、外側に向くとO脚 内側に寄りすぎるとX脚になります。

骨盤の歪みが原因と考えられる症状はたくさんあります。

では、どのようにすれば予防できるのでしょう。

解消法

これらの症状を改善するには、まず姿勢の矯正や運動不足の解消をしていきましょう。

*椅子に座るときは、できるだけ深く腰掛け、背筋を伸ばして膝の位置を腰より低くします。足は組まないほうがいいですが、組む時は左右対象に使ってください。

*左右均等に使う 意識的に普段使ってない方、利き手足と逆側を使う。筋肉のバランスを整える。下を向くことが多ければ、上を向くなど、心がけてください。

*骨盤を腹筋が支えているので腹筋を意識して使う。*大腰筋を鍛える。階段を一段飛ばしであがる。

*後ろ向きに歩く  普段使っていない筋肉を使い衰えた筋力を鍛えるなど。

いくつか例をあげましたが、日常生活で歪んだものは少しずつ変化させる事で矯正が可能です。筋肉を柔らかく保つためのストレッチもお薦めです。

骨盤が歪まなくなれば、カロリーの消費も増えますし、筋肉も使えるようになります。代謝もあがりますよ。1日2、3回でもいいので腹筋など、やってみてください。歪みにくい身体を作っていきましょう。